武士の武に俊敏の敏 ~From安曇野~

安曇野での自転車トレーニング日誌

夏の終わり、9月の始まり

9月になった途端に涼しくなってきた。いやむしろ寒い

 

9/1(金)は朝練で一時間ほど山麓線を流す。出発は6時半くらいだったが半袖短パンで飛び出すと最初の5分は鳥肌立ちまくり、サイコンを見ると13℃を表示、これから登坂練に向かう時はウィンブレ等上に羽織るものを持ってかねばと感じた、、、

乗鞍の時に攣った?攣りかけた左脹脛がここ数日の日常生活において張りまくりで辛い、しかしチャリに乗る時はそこまで辛くない。まぁ流しだけなので強度を上げた時にどうなるか、、、

 

9/2(土)

10時くらいから予定があるので、早めに練習と思ったが寝坊、美鈴湖バンクにてインカレがやっているのでそれを見るためにも美鈴湖まで40km程サイクリング

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学生はいいねぇ

 

9/3(日)

この日は午前中は仕事、午後一息ついてから、山形村ヒルクライムの試走へ

6.5kmのコースを2本、そこそこ良いタイムで登れた。しかし午後4時くらいで頂上は12℃、下りが辛かった。

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少し膝に違和感があったので3本目は回避、就寝前のマッサージは入念に行った。

土日の練習のボリュームは低めだったので今週は平日もしっかり練習したい。

 

8月を振り返って

8月の走行距離は約1270km、これにチャリ通距離160km足すと約1430km

今年は8月中旬あたりから雨が多く実走よりローラーが増えた結果距離が減った。

8月のレースは乗鞍のみだが減量を自分比でかなりしっかりやったことと、長い距離をミドル強度で乗るより短い距離で高強度の練習を中心にやることが距離が少ないことの原因と思われる。

 

肝心の乗鞍は11位と奮わなかったが力は出し切れた。レース中にああすれば良かった、こうすればもっと良くなったとかは殆どない。逆に言えば上位との力の差は歴然としていた。優勝した森本さんとのタイム差は2分23秒、だが体感的にはもっと実力差があるのは肌で感じた。

 

とりあえず自分がやることはパワーの絶対値の向上及び機材の軽量化、来年の乗鞍は優勝目指して頑張りたい。個人的にはスタートを前の方で並ばせて貰ったのはかなり利点だと感じた。今回の乗鞍の成績では前に並ばせてもらえないだろうから美ヶ原でも最低限入賞を目指して頑張りたい。

さて、明日から9月、9月のレースは山形村ヒルクライム赤城山ヒルクライム山形村ヒルクライムは学連のレースに社会人が乱入する形、練習レースの位置付けだ。

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去年も出たのでチラシにもチラリと

去年のレースは昔から愛している広島カープが25年振りの優勝を東京ドームで果たした歴史的な試合を観戦後、終電で富士見駅までしか行けず駅のパイプ椅子で寝て、始発で松本駅、そこから自走で自宅、嫁さんにレース会場まで送ってもらうハードコアだったので今年はゆとりを持ちたい。(今年もカープ優勝してね)

 

赤城山ヒルクライムは今年1番狙ってるレース、減量も多少入れながら9月はFTPをもう一段あげたい。

 

 

 

第32回 マウンテンサイクリングin乗鞍

ホビーヒルクライマー日本一決定戦とも言えるこのレース、自分はチャンピオンクラスにエントリー

 

ホビーレースなので6.8kgの重量規制はなく上位勢は大体5kg中盤から前半の車重を占めている。

自分の車重は決戦仕様で6.8kgぴったり、ということで軽量化するのは己の身体。レースの10日程前から減量を開始、といっても朝と昼飯は普通に食べて夕飯だけ炭水化物を抜きタンパク質中心のボリューム少な目にした。それに加え長風呂、温泉、サウナなどをちょこちょこ入れる。

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54kgからよく落とせました。

 

レース前日は職場同期の結婚式、美味しいディナーを頂いてカーボローディング完了!

レース当日、3時38分起床、4時過ぎに出発、5時15分現着。6時に下山荷物を預けて6時10分から6時40分くらいまでアップ、スタート地点に向かう。

今年からチャンピオンクラスはネットタイムではなくグロスタイム計測、更に去年の乗鞍上位の選手、及び今年のツールド美ヶ原上位の選手は最前列スタートができる。一応自分も優先して前に並ばせてもらえた。

天気は快晴そのもので当然短縮なしのフルコース、レースに出るからには優勝を目指しているが自分より格上の選手は10人以上、極力無駄足は使わない意識でレースに臨んだ。

 

実力者の殆どが前に位置どっているので気持ちは楽、前目且つ先頭には出ないように走る。記憶が曖昧だが開始10分程?で森本さんがストップ、パンクか?と思ったがチェーン落ちだった。個人的にはよーし一つ順位上がったべと思った笑

しかし暫くしたら森本さんは集団復帰、それどころかそこから集団先頭でペースアップ、一気に集団が絞れ20名弱ほどになる。

もう自分としては只耐えるのみ、とにかく集団に食らいつく。そんな中でも矢部さんが積極的にアタックしていた。力の違いを感じる。

スタートから10km程の九十九折の区間はインターバルの連続、辛さの極み、集団は10人ちょい。位ヶ原(14km地点)までは、、、と粘るも12km地点あたりで集団から切れる。

その後は同じく集団から千切れた人同士数名で走る。途中、清宮さんが落ちてきたことに驚く。

ラスト2km地点から左脹脛が攣りかける、なんとか誤魔化すと右太腿が攣りかけ、それも誤魔化す。その後は順位の変動もなくゴール、タイムは57分37秒

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順位は11位、トップ10には入れなかった、減量はよく出来たが肝心のパワーが少し落ちてしまったかも、来年はそこも考えながら調整したい。

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天候に恵まれた大会だった

 

ゴール後は知り合いの方とお話し、優勝は森本さん、安定感抜群!!

入賞対象外者の特権とばかりに下山後は速攻で帰宅。それから奥さんとちょっと良いランチ、プール、温泉としっかり身体を回復させる。近場のレース最高や!

 

残るレースは少ないが、特に重要なのは赤城山ヒルクライム、更に状態を上げて臨みたい。来年は乗鞍はもう少し機材の軽量化が出来るといいな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/11〜8/14 富山強化合宿

合宿とは銘打ったものの実際はお盆に伴い、嫁さんの実家に帰省したのでそのついでの練習、たまには海沿いを走るのも悪くない

 

8/11(金)

お昼に富山に行く予定なので朝練で568練に参加、北方面を80km程走り、無理しすぎずに帰宅。お昼過ぎに富山に出発、富山の嫁さんの実家に着いてすぐに嫁さんはお出かけ、自分も暇になったのでそこからすぐの登り、二上山にサイクリング、東西から登れる短めの山で楽しかった。20km程走り、この日は100km程走れた。

 

8/12(土)

4時半くらいに起床してすぐ練習に向かおうと思ったが生憎の雨、雨雲レーダーを見ると8時くらいには止みそうなので2度寝、8時45分くらいに出発。

この日は能登地方最高峰で富山県と石川県のほぼ境に位置する宝達山へ。最高峰といっても標高637mだそうで、超級山岳ではない。

この宝達山を登る宝達山HCというレースもあるらしい。折角なのでそのコースを走ろうと思い6時前に出発。宝達山は東西南と各方面から登れるコースでありレースコースは西側かららしい。嫁実家から向かう最短コースは東側のコースを登り頂上から西側に下り、再度登り返すコース。宝達山HCのコースだけしっかり走ろうと思うも東側からの登りが斜度はないが10km以上あり普通にチカレタ

西側に下り、すぐスタートするも終盤に垂れてstravaのKOMを数秒差で逃す体たらく、、、

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タイムは悪いが景色は良い。

実力不足を嘆きながら帰路へ、、すると己の不甲斐なさを天が責めるように怒涛の豪雨、まぁ暑さが和らいで丁度いいわと開き直り帰宅、80kmちょい

午後は富山ダイワにてお買い物のついでに砂田弓弦氏の写真展に

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良かったが展示スペースが少し狭かったのが残念。

 

8/13(日)

前日の雨中走行の影響で身体が少し重いが天気も良いので5時半出発、二上山東側をしっかり登り7分切るペースで自己ベスト(KOMは取れず)、その後、稲葉山という4km弱の登りをこなす。(こちらはKOM取れた笑)、宮島峡方面に下り再び宝達山を目指し、ベスト更新を狙う。しかし流石に疲労がありベスト更新どころかその1分遅れ、、ガッカリしながら帰路へ、最後に再び二上山に向かい西側からアタック、9分20秒程でベスト更新するもstravaでは信号待ちの時間も含まれていたようでKOMは取れず、、、残念〜

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稲葉山からの景色、頂上は牧場で兎をめっちゃ触れます。

 

8/14(月)

富山合宿最終日

この日は流石に山に行く気になれず海岸線を目指す。

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この赤茶けた道こそ富山の道よ

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だが、それなりに流していると脚も回り始めてきたので付近に荒山峠なる6km弱の登りを頑張って登る、パワーは低いがKOMはラッキーで取れた。

そこからは再び海岸線を流す。途中で雨に降られるもあまり気にせず帰路へ。90km程走れた。その後は甥っ子と嫁さんとお墓参り、富山のお墓はかなり大きい、特徴的なものでした。

 

4日間で400km弱で山もしっかり登れて大満足の合宿だった。

好き勝手走られせてくれた嫁さん、サイクルジャージ等を毎日洗濯してくれて、毎日ご馳走を作っていただいた義両親にも頭が上がらない。ありがとうございました!!

 

 

 

8/5〜8/7 帰省チーム練

実家に帰省、チームの皆さんに揉んでもらいに、もといボコボコにされに笑

8/5(土)

参加者はチームからはアオキさん、スサキ、ゴローさん、ハマさん

ナルシマからナベさん、リオモから横塚、ミニストの坂下ってから才田さん大所帯

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都留のベイシア内にあるカフェを目指すトレーニングとのこと。

道志経由で向かうが、暑さもあり途中でゴローさんとハマさんは離脱、道坂峠はソロリとペースを上げるも横塚に千切られる、こちらがインナーで登る坂も彼はアウターでサクサクと、JPT片岡ロードの優勝者は伊達じゃないわ。久々に横隔膜が張る痛みに耐えながら登坂、自分より強い人と走らないとここまで追い込めない。

その後は都留のブリッコカフェで大休憩、翌日の美鈴湖トラックで行われるレースに自走参戦する才田さんはここでお別れ。 その後は雛鶴峠を裏から淡々と登る、アオキさんにアタック!と言われたので先行するが横塚にアッサリ交わされる。この後輩、手加減なし笑

その後は久々の長距離と強度で微妙に千切れながら帰路へ。乳酸菌ソーダが美味い

184km TSS360 流石に青田クラシックは回避、、、

 

8/6(日)

今日の参加者も昨日とほぼ変わらず

チームからはアオキさん、スサキ、サラ足のたつろー

リオモから横塚、ナルシマからナベさん

ナベさんはミニスト大遅刻して来たが瀕死の状態、だがしかし、少しすれば復活することは我々は知っているのだ笑

コースは定番の三増〜半原越〜土山〜青田クラシック

三増は入りから頑張る、たつろーがついてくるが程なくして千切れ単独走、たつろーは就活明けで脚がそれなりで後の皆は昨日の疲労が色濃い。自分は前日に水風呂入っていたのでかなり疲労感は少なかった、水風呂最高!

調子に乗れたのはそこまでで半原越と土山は横塚に競り負ける、ただ昨日より身体が登りに適応している気がする。案の定ナベさんが復活している笑

暑さにやられながらゼブラカフェで休憩、その後は気合いの青田クラシック、横塚に千切られてナベさんにも差し切られる汗

疲労感満載の130km、TSSは294、帰宅後可及的速やかに水風呂に飛び込んだ。

 

8/7(月)

 お休みを頂いたので三連休、水風呂効果をあまり感じることが出来ないほど身体がダルい。ここまでダルいと返って身体を動かして血流を無理矢理流した方が回復は早い、ということで名栗方面へ

山王峠経由で山伏峠を目指すが、やはり疲労が顕著、ただただダルい

山王峠だけ少し踏んでみるも撃沈、山伏峠は諦め、小沢峠経由で帰宅。

73km  113TSS

 

この3日でコンディションが上がった気がする。これからのシーズンも頑張りたい。

 

 

 

 

7月を振り返って

大好きな夏がやってきた

7月の月間走行距離は1425km、1〜2週目は週に400km以上乗れたが、それ以降は7月唯一のレース、宮田ヒルクライムの調整で少し乗る距離、強度を落とした。レースの結果はイマイチだったけど、、、

 

これにチャリ通の150kmを足して1570km程と自分としたら結構乗れた

8月は更に暑くなるので早朝練に力を入れて8/27の乗鞍ヒルクライムに挑みたい。

 

 

みやだヒルクライム JPT 25位

今年からJPTのヒルクライムは数が減り、今回のみやだヒルクライムと群馬の赤城山ヒルクライムの2レースのみ

なので、かなり狙っていたレースでした

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体重も今季最軽量に絞れた(まだ絞れる感じはあります)

会場も近くアップも割としっかりする

目標は大きくトップ10以内

作戦は序盤は絶対無理しすぎないこと、最初の5分はペースで、抜かれても焦らずに溢れて来た選手を抜くことを念頭に置く

 

13時5分に宮田村文化会館からスタート地点に移動、スタート地点は急勾配、右側がフェンスなので出来れば掴んでスタートしたいところだが未舗装部分と腕の短さの関係で自重、正々堂々と行こう

始めはとにかく無理しないように、また遅そうな人の後ろにはいないようにする

割と無理してない割に思ったより抜かれない。最初の1kmあたりの橋を渡ってからは20人くらいしかいなくて前はホセとか強い選手がポツポツアタックをしている。

それに着いてくと自滅するのでマイペース、マイペースと思っていると後輪から異音が、、、

最初は木の枝を踏んだと思ったがどうやら違うらしい。スポークが折れてチェーンステイにあたりカンカンと騒音を奏で出し、振れたホイールはブレーキに擦り始める。

これアカンやつや〜、レース開始5分の出来事である。

なんでこのタイミングで、と思うがとりあえず今回のレースはトップグループにはバイクが帯同しホイール交換などしてくれることはスタート地点に移動する前のアナウンスがあり知っていた。とりあえず温存した体力を全て使う勢いでアタック、カンカンカンカンと騒音を響かせながら前に上がる、トップグループの後ろに控えるバイクを見つけたので背後から「ホイール!ホイール!」と叫ぶがシカトされる。トップグループにいなければホイール交換は出来ないのか、、、

ならばもう少し踏んでトップグループに入ってからホイール交換してもらおうとは思ったが先に脚が終わっていく。見る見るうちにトップグループは離れ、先程抜いた集団にも抜かれる。

とりあえず、ブレーキ位置を調整しながら走る。一番ガバガバにしてもダンシングしたらブレーキにするのでシッティング中心で登る。

ただ先程の無駄なアタックで脚は重い、無理し過ぎず、バックファイアしないように走る。それでも10人弱に抜かれる。

絶望しながらゴール

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photo by kensaku sakai san

 

ゴール前でもダンシング出来ずもがけない、、、タイムも39分ちょいと終わってるタイム、同じ週にした自走+アルミホイールでの試走のタイムより少しマシな程度

ゴール後ホイールを確認するとやはりスポークが根元から1本折れていた。スプロケと干渉してちょっとしたピスト化しておりヒルクライム中でまだ良かった。ロードレースだったら間違いなくDNFしていた。

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ダンさんにネジネジしてもらった。

 

ゴール後はお知り合いの方にホイールをいじってもらうが工具がなければ下山できる状態にはならなかったので審判者に乗せていただき下山、ありがとうございましたm(_ _)m

 

リザルトをナベさんから教えてもらう。25位とのこと、それ以下だとポイントが4Pだが自分の順位だと8Pもらえるそう、ほんの少しはチームに貢献出来たので少し気持ちが晴れた。

残るレースは僅か、ヒルクライムレースにおいては乗鞍、JPTだと赤城山ヒルクライムがある、今度こそトラブルなくしっかり走りきれるように頑張りたい。