武士の武に俊敏の敏 ~From安曇野~

安曇野での自転車トレーニング日誌

ツールド美ヶ原 チャンピオンクラス 6位

直近2レースでどちらも落車して、練習量も落ちてしまった中で落車の心配が少ない地元のヒルクライムレースに参加、会場からチャリで30分で着く近さ。

ヒルクライムの中でも距離21kmちょいで変化に富んだレイアウトで一定勾配を淡々と走るのが好きな自分にとっては苦手、正直家から近くなきゃ出ないかもしれない笑

試走を兼ねてレース前には今年に入って練習で5本ほど登ったが調子も悪く、自己ベストの64分台どころか70分切りも出来てなかったので自信はない。

自分がでるチャンピオンクラスは7時半スタート、4時10分には起床して4時半に軽い朝食を済ませる、予報通り雨が降っていたので6時過ぎに車で会場入り、下山用ホイールと荷物を預ける。雨も小雨になり最終的にスタート前には止んだ。

今年から運営母体が変わって、スタート前に有力勢を前に並ばせてくれる。自分は去年この大会では7位だったが去年のトップ10くらいまでコールして並ばせてくれた。

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Twitterより拝借

有力勢はパパクライマー大久保選手、ヒルクライムの強豪兼松選手が大本命、他にも今年のツールド八ヶ岳で負けた中村選手、加藤選手辺りはなるべく付いていきたいところ、

定刻通り、レーススタートするが序盤はスローペース、路面がウェットでグレーチングも多いので皆慎重だったのかもしれない、松本工業高校兼イナーメのイツキがアタックしていた。自分もとりあえず前に合流してちょっと目立とうとする。序盤から激坂なので自分のペースで先頭を走る、途中で去年のJPTでのチームメイト板子さんともご挨拶、そんな中で大久保選手が一番急勾配のところでアタック、それに合わせた加藤選手が更に先行し、加藤選手の一人逃げ状態になった。

この時点で自分は早くもキツめ、後ろから来た兼松選手率いる4名?にも抜かれ、宿谷さんと天狗党の森田選手にも抜かれてこの時点で入賞圏内の6位からも脱落、ここからは練習だなと切り替える。

しかし淡々と垂れずに走っていると良いこともあり、メイン集団から板子さんと宿谷選手が落ちて来た。3人で走っているが自分が一番余裕があり勾配のゆるい区間でアウターにちょこちょこ入れてペースアップしていると中間地点で再び単独に。これで自分の順位は8位くらい、溢れて来た人を拾えば入賞くらいは行けるかもと欲が出てくる。

この辺りから霧が非常に濃くなり視界が前方10mくらいになる。16km過ぎの下り区間は本当に見えなくて初見のコースだったら本当に危なかったと思う。この辺りで前で超安全運転をしていた森田選手を抜けた。地元の利が活きた笑

この後は誰も抜かずに後続に抜かれないように走ってゴール、タイムも64分台と今の自分にしてはまずまず。ゴール後に分かったが5位とは2分ほどしっかり離されたがなんとか6位入賞出来た。完全に運が良かった。最後の森田選手を抜けたのは完全に霧のおかげだったと思う。優勝は順当に兼松選手、2位は最近実業団はウォークライドでブイブイ言わせてる高橋選手、3位に大久保選手だった。

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天気も回復して表彰式に臨めた、タイム差的にかなり離されたけど入賞は入賞ということで汗

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今年も豪華賞品、松本の水は美味いぞ〜(棒)

 

他にも568の方やイナーメ、信大のお知り合いも多数入賞していて良い大会だった。また来年も出たい。ただ、あと3分はタイムを縮めないと、優勝争いには絡めない。