武士の武に俊敏の敏 ~From安曇野~

安曇野での自転車トレーニング日誌

5/26 JBCF 栂池ヒルクライム E2

今シーズン初の実業団レース

去年E1で1戦しか出場せず、その1戦も入賞すらできなかったので今年はE2からのスタート

さらに今年からE2からE1の昇格は1位のみと狭き門になった。

絶対に負けられない戦いがそこにはあった笑

 

事前対策としては、前週に栂池の試走を1本、途中の平坦区間が通行止めで迂回してから本コースを走ったので純粋なタイムは測れなかったが感触は良かった。その後は月曜から木曜まで夕飯の量を減らしてプチ減量、なんとか体重を52kg台にはできた。

 

レース当日は5時起床、5時45分出発で7時前には会場入り。

天気予報では真夏日とのことだったのでローラーは持って行かずアップはスタート地点からシャンツェを2本、そこそこペースで走った。調子は悪くなさそう。

 

E2の出走は30人と少なめ。しかし去年レースで勝ったり負けたりのカノウさん、最近めっちゃ強いと有名なイナーメの城所選手も出てきており油断は出来ない。

9時にE1がスタートした2分後に我々もスタート、城所選手が良いペースで飛び出す。そこからすぐに先頭は4名に絞られた。

城所選手、カノウさん、ヴェントスの育成チームの西村選手、自分。

そこから6km地点手前の道が狭く荒れた地点で自分がややアタック気味に飛び出すとピッタリついてくるのは西村選手、やや車間を空けて城所選手、カノウさんはこのあたりで遅れたと思う。

その後は西村選手とローテを回しながら、城所選手と距離を開けることに成功。とりあえず2人まで絞ることができた。

前述したとおり、以前だったら3位まで昇格なのでやや穏やかなムードになるが今年は昇格は1位のみ。残り距離が10km近くある中で悩ましい問題にぶつかった。

西村選手を見たところ、まだ若そうで、手足も長め、バネ感のありそうな走り方なのでラストスプリントまで行ったらまず負けるだろう。(というか基本的に自分がスプリントで勝つイメージが湧かない笑)

ということで、どこかで振り切って独走に持って行く必要がある。隙をみてアタックを仕掛けることに決める。

しかし、これが全然決まらない。油断するとカウンターアタックをかけられるので千切られるおそれもあった。

アタック→ピッタリつかれる→カウンターアタックされる→なんとか追いつく→ペースが落ち着くといった流れを相当回数繰り返す。結局全体のペースは落ちてると思われるが幸い後ろから他の選手に追いつかれることはなかった。

14km地点手前あたりで、アタックというよりペースアップくらいで前に出たときに西村選手と思った以上に差が出たので、これ幸いと独走開始。あと3kmギリギリ持つであろうペースで走る。

ラスト1kmでパンクさえしなければ勝てると確信。サイコンに目をやればあんなにアタック合戦したわりに良いタイム、自分の栂池のベストタイムは51’55”、 これを更新するためにももう一踏ん張り、最後はガッツポーズする暇もなくもがき倒してゴール。タイムは51’54”

1秒だけとはいえ以前の自分にも勝てて良かった。

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とにかく勝ててホッとした。実業団レースで勝ったのも初めてなのでそこを含めて嬉しいがまずはホッとした。

子どもも小さいなか、嫁の協力がなければ練習も出来ないので、ただただ家族に感謝!


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チームメイトの若さんも併催されたつがいけサイクルクラシックで優勝、乗鞍に向けてお互い頑張りましょう!

そのほかにも、いつもお世話になっている568の皆さまも全員入賞以上で嬉しい限り。

次のレースはツールド美ヶ原。今回よりレベルは高いけど、優勝目指して頑張ります。